Claude Codeとは
Claude CodeはAnthropic社が提供するAIコーディングアシスタントのCLIツールです。ターミナルから自然言語でAIと対話しながら、コードの生成・レビュー・デバッグ・リファクタリングを行えます。
Claude Code CLIは無料ですが、Anthropic APIキーの使用にはトークン量に応じた課金があります。利用前にAnthropicコンソールでご確認ください。
必要な環境・事前準備
| 項目 | 必要条件 | 備考 |
|---|---|---|
| Node.js | v18以上 | LTS版を推奨 |
| npm | v8以上 | Node.jsに同梱 |
| OS | macOS / Linux / Windows | WindowsはWSL2推奨 |
| Anthropic APIキー | 必須 | console.anthropic.comで取得 |
| ターミナル | zsh / bash / PowerShell | — |
# Node.jsバージョン確認
node -v
# npmバージョン確認
npm -v
インストール手順
Claude Code CLIをインストール
npmを使ってグローバルインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
sudo を頭につけて実行してください。インストール確認
バージョンが表示されればインストール成功です。
claude --version
Anthropic APIキーを取得
AnthropicコンソールでAPIキーを発行します。
- Anthropic Console(console.anthropic.com)にアクセス
- アカウントを作成またはログイン
- 左メニューの「API Keys」を選択
- 「+ Create Key」をクリックし名前を入力
- 表示された
sk-ant-...形式のキーをコピー
APIキーはページを離れると再表示されません。必ず安全な場所に保管してください。
APIキーを設定して起動
プロジェクトディレクトリに移動して claude を実行します。初回起動時に認証が求められます。
# プロジェクトフォルダへ移動
cd /path/to/your/project
# Claude Codeを起動
claude
起動後、ブラウザが開いてAnthropicのOAuth認証ページが表示されます。ログインしてアクセスを許可すると設定完了です。
# .zshrc や .bashrc に追記
export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-xxxxxxxxxxxxxxxxxx"
動作確認
起動できたら簡単な質問で動作を確認しましょう。
> こんにちは。現在のディレクトリにあるファイル一覧を教えてください。
基本コマンドリファレンス
Claude Code内で使えるスラッシュコマンドと、よく使う操作をまとめました。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/help |
使い方・コマンド一覧を表示 |
/clear |
会話履歴をリセット |
/compact |
会話を圧縮してコンテキストを節約 |
/memory |
メモリファイル(CLAUDE.md)を編集 |
/review |
現在の差分をコードレビュー |
/config |
設定画面を開く |
/exit |
Claude Codeを終了 |
| キー | 動作 |
|---|---|
| Ctrl + C | 実行中のタスクをキャンセル |
| ↑ / ↓ | 入力履歴を参照 |
| Shift + Enter | 複数行入力(送信せずに改行) |
| Esc | 現在の入力をキャンセル |
# ファイルを指定して読み込ませる
> src/index.ts を読んでバグを探してください
# テストを実行してエラーを修正させる
> npm test を実行してテストが通るよう修正してください
# コミットメッセージを作成させる
> git diff をもとにコミットメッセージを日本語で作成してください
CLAUDE.md でプロジェクトルールを設定
CLAUDE.mdはClaude Codeに読み込ませるプロジェクト専用の指示書です。コーディング規約・技術スタック・禁止事項などを記述しておくことで、一貫した作業が可能になります。
CLAUDE.mdの配置場所
./CLAUDE.mdそのリポジトリ専用のルールになります。Gitで管理してチーム共有できます。
~/.claude/CLAUDE.mdすべてのプロジェクトに適用されるグローバル設定。個人の作業スタイルを設定するのに最適です。
CLAUDE.md 記述例
# プロジェクト名
## 技術スタック
- フロントエンド: Next.js 15 + TypeScript
- スタイル: Tailwind CSS
- バックエンド: Node.js + Express
- DB: PostgreSQL
## コーディング規約
- インデント: スペース2つ
- 変数名: キャメルケース(例: userName)
- コンポーネント名: パスカルケース(例: UserCard)
- コメントは日本語で記述する
## 禁止事項
- console.log を本番コードに残さない
- any 型の使用を禁止(必ず型定義すること)
- git push --force は使わない
## テスト
- ユニットテスト: Jest
- テストファイルは *.test.ts の命名規則
## 注意事項
- 環境変数は .env.local を参照(.env.example を確認)
- APIキーをコードに直書きしない
CLAUDE.mdが長くなるほどコンテキストを消費します。重要なルールに絞って記述し、詳細は別ドキュメントへのリンクにするのがおすすめです。
IDE拡張機能との連携
ターミナルだけでなく、VS CodeやJetBrains系IDEの拡張機能からClaude Codeを使うことができます。
- VS Code拡張機能マーケットプレイスで「Claude Code」を検索
- 「Claude Code」(Anthropic公式)をインストール
- サイドパネルのClaudeアイコンをクリックして起動
- Plugins設定から「Claude Code」を検索
- インストール後、IDEを再起動
- Tools メニューから「Claude Code」を選択
よくある質問
Claude Codeは無料で使えますか?
Claude Code CLIツール自体は無料で利用できますが、使用にはAnthropicのAPIキーが必要です。APIキーの利用はトークン量に応じた従量課金制です。Anthropic Consoleで使用量・残高を確認できます。
WindowsでもClaude Codeは動きますか?
はい、Windows・macOS・Linuxの3プラットフォームに対応しています。WindowsではWSL2(Windows Subsystem for Linux)環境での利用が推奨されています。WSL2のインストールはMicrosoft公式ドキュメントを参照してください。
CLAUDE.mdはどこに置けばいいですか?
プロジェクトルートに置くとそのリポジトリ専用のルールになります。~/.claude/CLAUDE.md に置くとすべてのプロジェクトに適用されるグローバル設定になります。両方に置いた場合は両方が読み込まれます。
VS Codeと連携できますか?
はい、Claude Code拡張機能をVS Codeにインストールすることでエディタ内から直接Claude Codeを呼び出せます。JetBrains系IDEにも対応した拡張機能が提供されています。
コンテキストウィンドウが上限に達したらどうする?
/compact コマンドで会話を圧縮してコンテキストを節約できます。また /clear で会話履歴をリセットすると新しいセッションとして開始できます。長時間の作業では定期的に /compact を使うことを推奨します。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。Claude Codeのバージョンアップにより仕様が変更される場合があります。最新情報はAnthropic公式ドキュメントにてご確認ください。