陸マイラー入門
月1万マイル貯めるカード構成

「飛行機にあまり乗らないのに、マイルで特典航空券を取る人」——それが陸(おか)マイラーです。普段の買い物や固定費の支払いをマイルが貯まるカードに集約し、月1万マイルを目指す。その基本の考え方とカード構成を、初心者向けにやさしく解説します。

陸マイラーとは?なぜお得なのか

陸マイラー(おかマイラー)とは、飛行機に頻繁に乗らなくても、クレジットカードの決済やポイントサイトの活用でコツコツとマイルを貯める人のことです。出張族でなくても、日常生活の支払いをマイルに変えていくことで、特典航空券に手が届きます。

マイルがお得な最大の理由は、使い方次第で1マイルの価値が大きく跳ね上がること。普通に買い物の割引に使えば1マイル=1円ほどですが、国際線などの特典航空券に交換すると、1マイルあたり2円以上の価値になることも珍しくありません。同じ「貯める」なら、出口の価値が高いマイルは効率がよいのです。

マイルは「貯めること」より「何に使うか(出口)」が大事。特典航空券という明確なゴールがあると、毎月の積み上げが続けやすくなります。

月1万マイルの内訳イメージ

10,000マイル / 月
日常決済+固定費+ポイントサイト+ボーナスを
積み上げて目指す(下記はあくまでイメージ例)
日常の買い物決済食費・日用品などをカード払いに集約 約2,500
固定費・公共料金のカード払い携帯・光熱費・サブスクなど 約1,500
ポイントサイト経由のネット通販経由するだけで上乗せポイント 約2,000
入会・継続ボーナス(月割り換算)カードの年間特典をならした分 約2,000
キャンペーン・ポイント交換ボーナス増量交換や期間限定の上乗せ 約2,000

上記は考え方を示すイメージ例です。実際に貯まるマイル数は、利用額・カードの還元率・交換レート・キャンペーン状況によって大きく変わります。

マイルの貯め方「3本柱」

陸マイラーの土台は、次の3つの柱です。この3つを回すことで、飛行機に乗らなくてもマイルが安定して積み上がっていきます。

① 決済を集約
支払いをマイル系カードに一本化
② ポイントサイト
ネット通販・申込を経由して上乗せ
③ ボーナス活用
入会・継続・増量交換を取りこぼさない

陸マイラーの始め方(手順)

1

貯めたい航空会社を決める(ANA or JAL)

マイルは航空会社ごとに別物です。まずは自分がよく使う空港・行きたい路線に強い航空会社を1つ選び、そのマイルに集中させましょう。あれもこれもと分散させると貯まりにくくなります。

  • 就航路線・特典航空券の取りやすさで選ぶ
  • 迷う場合はANA・JALのマイル比較記事も参考に
2

メインの決済カードを1枚決める

選んだ航空会社のマイルが貯まりやすいカードをメインの決済カードにします。日々の買い物・固定費をすべてここに集約し、現金払いをできるだけ減らすのが基本戦略です。

  • 携帯・光熱費・サブスクなど固定費を登録
  • 少額決済もタッチ決済で取りこぼさない
3

ポイントサイトを“経由グセ”にする

ネット通販やサービス申込の前に、ポイントサイトを経由するだけで上乗せポイントが貯まり、それをマイルへ交換できます。「買う前にまず経由」を習慣にするのが陸マイラーの肝です。

  • 普段使うECサイトの経由ルートを確認しておく
  • 高額な申込・予約ほど経由の効果が大きい
4

ボーナスと増量交換を取りこぼさない

カードの入会・継続ボーナスや、ポイントをマイルに交換する際の期間限定の増量キャンペーンは、まとまったマイルを一気に得るチャンス。情報をチェックして、損のないタイミングで交換しましょう。

5

出口(特典航空券)を決めて使い切る

貯めたマイルは、有効期限内に価値の高い特典航空券で使うのがベスト。目標とする旅行を先に決めておくと、必要マイルが明確になり、毎月の積み上げのモチベーションにもなります。

月1万マイルを目指すカード構成例

陸マイラーの基本は「役割の違うカードを組み合わせる」こと。1枚で完結させようとせず、メイン・サブ・経由の3つの役割を意識すると効率が上がります。

陸マイラーのカード構成例(役割別・考え方の一例/2026年6月時点)
役割 カードのタイプ 主な使い道 ねらい
高還元サブ 年会費無料の高還元カード 還元率が上がる店・ネット ポイントを貯めてマイルへ交換
ポイント経由 ポイントサイト(カードではない) ネット通販・各種申込 上乗せ分を一気に獲得

上表は構成の考え方の一例です。具体的なカードの還元率・マイル交換レート・年会費は各社で異なり、改定される場合もあります。申し込み前に各カード公式サイトで最新条件をご確認ください。

陸マイラー初心者が押さえる注意点

まずはANAかJALを1つに絞る

マイルは航空会社ごとに分かれているため、分散させると貯まりません。最初に貯める先を決め、決済を集中させましょう。迷ったらANAとJALのマイル比較も参考に。

マイル・ポイントの有効期限に注意

マイルには有効期限があり、放置すると失効します。貯めっぱなしにせず、使う予定(特典航空券)から逆算して計画的に貯めましょう。

交換ルート・還元条件は変わることがある

ポイントからマイルへの交換ルートや還元率は、各社の都合で改定(改悪)されることがあります。最新情報を確認し、ひとつのルートに依存しすぎないようにしましょう。

年会費は「元が取れるか」で判断する

マイルが貯まりやすいカードは年会費がかかることもあります。獲得マイルの価値が年会費を上回るか冷静に計算し、無理に枚数を増やさないことが大切です。

よくある質問

陸マイラーとは何ですか?

陸マイラーとは、飛行機に頻繁に乗らずに、クレジットカードの決済やポイントサイトの活用などでマイルを貯める人のことです。普段の買い物や固定費の支払いをマイルが貯まるカードに集約することで、地上の生活だけでも特典航空券に交換できるマイルを積み上げられます。

本当に飛行機に乗らずに月1万マイル貯まりますか?

日常決済・固定費のカード払い・ポイントサイト経由のショッピング・カードの入会継続ボーナスなどを組み合わせれば、月1万マイル相当を目指すことは十分可能です。ただし金額や貯まり方は人それぞれで、紹介する内訳はあくまでイメージ例です。無理のない範囲で取り組みましょう。

陸マイラー初心者はどのカードから始めればよいですか?

まずは貯めたい航空会社(ANAまたはJAL)を決め、そのマイルが貯まりやすいメインカードを1枚用意するのが基本です。これに高還元の年会費無料カードやポイントサイトを組み合わせると効率が上がります。最初から複数枚を揃える必要はありません。

ANAとJALどちらのマイルを貯めるべきですか?

よく使う空港の就航路線や、特典航空券の取りやすさ、提携ネットワークの広さで選びます。国内線中心ならどちらも有力ですが、行きたい路線や貯めやすさは人によって異なります。詳しくはANAとJALのマイル比較記事も参考にしてください。

陸マイラーで注意すべきことはありますか?

マイルやポイントには有効期限があり、交換ルートや還元条件は改定されることがあります。また年会費の高いカードを増やしすぎると元が取れない場合もあります。貯めること自体を目的にせず、使い道(特典航空券など)を見据えて計画的に取り組むことが大切です。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。マイルの還元率・交換レート・カードの年会費や特典は変更される場合があります。

※本記事で示すマイル数や内訳はあくまで考え方を説明するためのイメージ例であり、特定の獲得マイル数を保証するものではありません。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定のカードやサービスへの加入を推奨するものではありません。最新情報は各カード発行会社・航空会社の公式サイトでご確認ください。